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骨材の選び方と価格を徹底解説!建築に役立つ知識

コンクリートやモルタルを作る際に欠かせない骨材。
その種類や役割、価格などを知りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、骨材の基本から選び方、価格までをわかりやすく解説します。
建築工事やDIYを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

骨材とは?

骨材とは、コンクリートやモルタルなどの建築材料に混ぜられる、砂や砂利などのことです。
コンクリートの総量のうち、約6~8割を骨材が占めるため、コンクリートの強度や耐久性には大きな影響を与えます。

骨材の種類

骨材の種類は、大きく分けて「自然骨材」と「人工骨材」の2つに分けられます。

自然骨材

自然骨材は、自然界に存在する石や砂利などをそのまま使用した骨材です。
砂利、砕石、鉱物骨材などがあります。

人工骨材

人工骨材は、天然の石や砂利を破砕したり、化学処理したりして作った骨材です。
高炉スラグ、フライアッシュ、セメントスラグなどがあります。

骨材の役割

骨材には、以下の2つの役割があります。

セメントと水を混ぜ合わせる

骨材は、セメントや水を混ぜ合わせる際に、粒子の隙間や空気を埋めて、材料を均一に混ぜ合わせます。

コンクリートの強度や耐久性を高める

骨材は、コンクリートの強度や耐久性を高める働きがあります。
骨材の粒子が大きいほど、コンクリートの強度は高くなります。
また、骨材はコンクリートの収縮を抑える効果もあります。

骨材は、コンクリートやモルタルなどの建築材料に欠かせない材料です。
種類や役割を理解して、適切な骨材を選びましょう。

骨材の選び方

骨材を選ぶ際には、以下の3つのポイントを押さえましょう。

骨材の粒度

骨材の粒度は、粗骨材と細骨材に分けられます。

粗骨材

粗骨材は、5mm以上の粒子で、コンクリートの骨格を形成します。
粗骨材の粒子が大きくなると、コンクリートの強度は高くなりますが、流動性や施工性はやや低くなります。

細骨材

細骨材は、5mm未満の粒子で、コンクリートの空隙を埋めます。
細骨材の粒子が細かくなるほど、コンクリートの流動性や施工性は高くなりますが、強度は低くなります。

骨材の形状

骨材の形状は、角砂利、丸砂利、砂などがあります。

角砂利

角砂利は、角ばった形状の骨材です。
角砂利は、コンクリートの強度が高くなるというメリットがあります。

丸砂利

丸砂利は、丸い形状の骨材です。
丸砂利は、角砂利よりも流動性や施工性が高いというメリットがあります。

砂は、細かい粒子の骨材です。
砂は、コンクリートの流動性や施工性が高いというメリットがあります。

骨材の強度

骨材の強度は、コンクリートの強度に影響を与えます。
骨材の強度が高いほど、コンクリートの強度も高くなります。

骨材を選ぶ際には、用途や目的に合わせて、適切な粒度、形状、強度の骨材を選びましょう。

骨材の価格

骨材の価格は、以下の3つの要素によって異なります。

骨材の種類による価格

骨材の種類によって、価格は大きく異なります。
一般的に、自然骨材の方が人工骨材よりも安価です。

砂利

砂利は、最も一般的に使用される骨材です。
価格は1㎥あたり2,000円~3,000円程度です。

砕石

砕石は、岩石を細かく砕いた骨材です。
価格は砂利よりも高く、1㎥あたり3,000円~4,000円程度です。

鉱物骨材

鉱物骨材は、高炉スラグやフライアッシュなどの工業副産物を原料とした骨材です。
価格は砂利や砕石よりも安く、1㎥あたり1,000円~2,000円程度です。

骨材の量による価格

骨材の量が多いほど、単価は安くなります。
一般的に、10㎥以上まとめて購入すると、1㎥あたりの価格が割引されます。

骨材の取引先による価格

骨材の取引先によっても、価格は異なります。
骨材の販売業者は、地域や規模によって価格が異なるため、複数の業者から見積もりを取るとよいでしょう。

骨材の価格は、市場の状況や原材料の価格によっても変動します。
購入する際には、最新の価格を調べておくとよいでしょう。

まとめ

骨材は、コンクリートやモルタルなどの建築材料に欠かせない材料です。
種類や役割を理解して、適切な骨材を選ぶことで、コンクリートの強度や耐久性を高めることができます。

また、骨材の価格は、種類、量、取引先などによって異なります。
購入の際には、これらの要素を比較検討して、最適な骨材を選ぶようにしましょう。

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