「住宅ローンを組みたいけど、団信に入れるか心配…」
そんな方は、ぜひこの記事を読んでください。
団信は、住宅ローンの借入人が死亡または高度障害状態になった場合に、残された家族が住宅ローンの残債を支払うための保険です。
しかし、健康状態が悪い場合や年齢が70歳以上の場合、団信に入れない可能性があります。
この記事では、団体信用生命保険に入れないケースと、その対処法についてわかりやすく解説します。
団体信用生命保険の概要
団体信用生命保険とは?
団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローンの借入人が死亡または高度障害状態になった場合に、残された家族が住宅ローンの残債を支払うための保険です。
団体信用生命保険のメリット
団信に加入する主なメリットは、以下のとおりです。
- 残された家族が住宅ローンの残債を支払う必要がなくなる
- 住宅ローンの返済負担が軽減される
- 住宅ローンの借り入れがしやすくなる
団体信用生命保険の加入義務
民間の金融機関が提供する住宅ローンでは、団信の加入が義務付けられていることが一般的です。そのため、団信に入れないと住宅ローンを組むことができません。
団体信用生命保険に入れないケース
団体信用生命保険に入れないケースは、大きく分けて以下の3つです。
健康状態が悪い場合
団信は、被保険者の健康状態を審査して加入を決定します。そのため、申込時点で特定の病気にかかっている方や傷病歴がある方は、団信に入れない可能性があります。
具体的には、以下の病気や傷病歴が団信の加入を制限する可能性があります。
- 心臓病、脳卒中、がん、糖尿病、高血圧症、腎臓病、肝臓病、精神疾患、重度障害など
年齢が70歳以上の場合
団信の保険期間は、一般的に80歳までです。そのため、70歳以上の方が団信に加入する場合は、保険期間を80歳まで延長する必要があるため、保険料が高くなる可能性があります。
団体信用生命保険を提供する金融機関に加入できない場合
団信は、金融機関が保険会社と提携して提供しています。そのため、金融機関によっては、団信の加入条件が異なる場合があります。
団体信用生命保険に入れない場合の対処法
団体信用生命保険に入れない場合は、以下の対処法があります。
フラット35を利用する
フラット35は、住宅金融支援機構が民間金融機関と提携して提供している住宅ローンです。フラット35には団信の加入が義務付けられていないため、団信に入れない場合でも利用することができます。
ただし、フラット35の金利は、一般的な住宅ローンよりも高くなるため、注意が必要です。
引受基準緩和型保険に加入する
引受基準緩和型保険は、一般的な団信よりも健康状態の審査が緩和されている保険です。そのため、団信に入れなかった方でも、加入できる可能性があります。
ただし、保険料が高くなる場合があるため、注意が必要です。
告知不要の無選択型保険に加入する
告知不要の無選択型保険は、健康状態の告知が不要な保険です。そのため、団信に入れなかった方でも、加入できる可能性があります。
ただし、保険料が高くなる場合があるため、注意が必要です。
まとめ
団体信用生命保険(団信)は、住宅ローンを組む際に加入が義務付けられていることが多い保険です。しかし、健康状態が悪い場合や年齢が70歳以上の場合、団信に入れない可能性があります。
団信に入れない場合は、フラット35や引受基準緩和型保険、告知不要の無選択型保険などの対処法があります。
団信は、万が一の際に残された家族を守るための大切な保険です。加入条件を満たす方は、ぜひ加入を検討してください。
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